国内管理者CBT移行に伴うモニター試験について

旅行サービス手配事業部です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが「国内旅行取扱管理者」試験が令和6年度よりCBT試験方式に変更になります。移行に先がけて当社スタッフが全国旅行業協会主催のモニター試験を受験してきました。CBTとはComputer Based Testingの略で従来の紙ベースではなくコンピューターを使った試験となります。

今までは全国数カ所の受験会場までいかなければなりませんでした。CBT方式は遠方までの交通費をかける事なく最寄りの試験会場からオンラインで受験できるため生産性の高い受験スタイルだと思います。愛媛県の場合2024年2月現在、松山市内に4か所、宇和島市内に1か所のテストセンター(受験会場)が用意されています。

受験時間は紙ベースの従来型と同じ
 紙がコンピューターの画面になるだけで試験時間や問題の内容は変わりません。

パソコンの操作に不慣れな人にはストレス
 基本はマウスで回答できますがパソコン操作の不慣れな人は大きなストレスを感じると思います。しかしデジタル化がここまで進んだ現代においてパソコン操作が苦手、不慣れというのはビジネス上大きな不利益を被ると思います。

試験問題が持ち帰れない
 問題は画面上に表示されるため持ち帰る事ができません。各種学校が発表する当日の回答速報はどうなるのでしょうか。

メモしながら回答しづらい
 会場でメモ用紙(A4 1枚)を渡されます。画面の問題を見ながらの作業となるため従来型の問題用紙にいろいろ記入しながら答えを出す人にはこれは大きなデメリットとなるでしょう。

今回当社スタッフは松山市駅前テストセンターで受験しました。試験室内にはカバン、スマホの持ち込みは禁止されていました。入口の無料ロッカーに預け入れるよう言われました。おそらく全国どこもそうでしょう。会場には身軽な状態で行く必要がありそうです。

令和6年の国内旅行業務取扱管理者試験は9月に実施されるかと思います。
本試験を受験した方のレポートや感想を待ちたいと思います!!